元国連議員の私、萩原は31歳で帰国後通産省の外郭団体に拾われ国際協力の世界に入門。1983年から85年、JICA(国際協力事業団)の派遣専門家としてケニアに中小企業育成アドバイザーとして赴任。その後、国際連合の専門機関(UNIDO国際工業開発機構)に採用され27年勤務する。主な仕事はアフリカでの産業を興し(中小企業育成・農村開発・環境保全等)
かつて国連職員としてMDGsに直接関わっていました。残念ながら、MDGsは期待された成果を挙げることはできませんでしたが、その負の経験に基づいて企画されたSDGsには大いに期待しています。
SDGsの成功には民間企業の積極的な参加が不可欠です。実は17の目標の全てで中小・零細企業が中心となり推進するという筋書きはあり得ます。その主役は間違いなく日本であることは間違いありません。
昭和時代は物質の時代。
平成時代は情報の時代。
令和時代は霊性の時代。
と言われています。
霊性の時代、つまり心の時代です。日本には世界に先駆けて「心の時代」をSDGsに反映して頂きたいです。ポストコロナ時代はもはや競争や分離の時代ではないはずです。調和と統合に根ざした時代が来ない限り、どんなに経済的豊かさを得ようとも地球丸ごとの平安な日々が訪れることはないでしょう。今こそ日本人の矜恃の発揮どころです。中村浩一さんは、そのビジネスセンスもさることながらこの星が絶対的に必要としている「愛」をど直球で語ることに躊躇しない稀有な人物です。その覚悟を持って、SDGs推進のリーダーとして大いに活躍してくれると信じる次第です。